4月定期学習会 ドキュメンタリー映画(DVD)「蟻の兵隊」 | ちっご九条の会

4月定期学習会 ドキュメンタリー映画(DVD)「蟻の兵隊」

ちっご九条の会-090412_1716~01.JPG
《4月定期学習会》
ドキュメンタリー映画(DVD)「蟻の兵隊」


第二次世界大戦の終結後も武装解除を受けることなく、中国の山中に残留した日本軍兵士が約2600人いた。彼らはその後4年にわたって中国の内線を戦わされ、戦闘中に550人もの命が喪われた。生き残った者はさらに数年の捕虜生活などを経て帰国したが、すでに軍籍を抜かれており軍人恩給の支給はなされなかった。
中国残留兵のうちの一人、奥村和一氏(撮影当時80歳)は、2001年に戦友ら13人と軍人恩給の支給を求める裁判を起こし(2005年最高裁上告棄却、再審請求準備中)、今も裁判資料を求めて中国を訪れる。
この作品は奥村氏へのインタビュー形式をとっており、池谷薫監督とともに中国を訪れた際には、今から60年前、初年兵教育の命令の下に、彼が初めて中国人を殺めた現場に立ち、また、日本軍の暴行を受けた中国人女性とも戦争を語り合っている。

歴史を学び、後世に伝え続けて行くことこそ、現代に生きる私たちの責任だと思います。多くの参加をお待ちしています!



と き:2009年4月19日(日)13:30~(上映時間:101分)
ところ:えーるピア206号室
資料代:300円(コーヒー付)
主 催:ちっご九条の会お問い合わせ(電話・FAX):0942-44-5791