結成6周年記念講演会 | ちっご九条の会

結成6周年記念講演会

伊藤 真氏を迎え講演会を開催


ちっご九条の会は1128日、久留米市にある久留米大学御井キャンパスで伊藤塾塾長・弁護士の伊藤真さんを迎え、結成6周年記念講演会を開催しました。講演会には110人を超える会員、市民が参加しました。


開会のあいさつを福田洋一代表世話人が行いました。


ちっご九条の会


法曹界で活躍中の伊藤さんは、「米軍基地をなくし平和な日本へ」と題して、約2時間にわたって熱弁をふるいました。伊藤さんは、「多数決で決めることは必要であるが、多数決で奪ってはならない価値が人権であり、多数決でやってはいけないことが戦争である。これらを明文化したものが憲法である」という憲法の基本から説き起こしました。


伊藤さんが強調したのは、戦争は暴力の連鎖を引き起こす必然性をもっており、「正義のための戦争や武力による人道支援などはありえないし、あってはならない」ということでした。この意味で日本国憲法九条は理想ではあるが、私たちは志を高くもって運動を進めて行く必要があると締めくくりました。


明快な論理と心情のこもった講演に参加者はうなずきながら熱心に聞き入っていました。


講演の後に会場の4人から感想や意見が出され、伊藤さんから詳しい応答がありました。


閉会のあいさつを馬奈木昭雄代表世話人が行い、講演会を終了しました。


参加者から、「憲法についての説明がわかりやすくて感激した」、「九条の意味がよくわかった」、「理想に向かって活動していくことの大切さを学んだ」などの感想が寄せられました。(S)